校長あいさつ

150周年

校長 小林 勉

柏崎小学校は、明治の学制が制定された翌年に開校し、今年度開校150年を迎える歴史と伝統のある学校です。柏崎小学校のある地域は、歴史ある岩槻の中でも落ちつきがあり穏やかな地域であると言われています。学校の周辺には、毎年見事な花をつける桜の木をはじめとして地域の方が大切に育てた数多くの樹木があり、豊かな自然が私たちの目を楽しませてくれます。学区には、国の重要文化財となっている「みみずく土偶」が出土した国史跡「真福寺貝塚」があります。柏崎小学校は、このように豊かな自然に恵まれた歴史と伝統ある地域です。このような地域が育んできた伝統や地域の方の思いを大切にしながら、今の子どもたちの実態や地域、社会の状況に合わせて新しいものを加え、柏崎小学校をさらに発展させていきたいと思います。

現在の学校教育に求められるものは、変化の激しい社会を心豊かにたくましく生きる子どもたちの育成です。さいたま市の教育が目指す人間像である「世界と向き合い 未来の創り手として輝き続ける人」を実現するために、昨年度より学校教育目標を以下のように掲げて教育活動を行っています。

 

 

本校の児童「かしわっ子」の頭文字をとって、子どもたちや、保護者・地域の方々にも覚えやすく親しみやすいように、合言葉を「かしこく わくわく つながる こころ」としました。学ぶことが楽しくなる学習の機会の提供や、わくわくする学校生活、そして、子どもたちがお互いの違いを認め合い温かな関係を築き合い、よさを十二分に発揮し合える心の通い合った学校をつくります。保護者の皆様はもちろん地域の宝である子ども一人ひとりを大切にし、子どもに寄り添い、子どもをよく見て、丁寧な指導を行い、よいところや頑張ったところを認め、褒める教育を行います。

150年目を迎える柏崎小学校が積み上げてきた伝統を大切にしながら、さらに発展させいきます。本校の学校教育目標「学びを楽しみ、共に高め合うかしわっ子」の実現に向けて、教職員が全力で教育活動に取り組みます。どうか、保護者及び地域の皆様には今年度も引き続き、御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

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